ブラックベリーの効能

ブラックベリーの特徴

 

ブラックベリーは、バラ科キイチゴ属の一群の種とされており、広義的に「Rubus亜属」の総称としても使われていますが、ここにはブラックベリー以外に、デューベリー類も含まれています。

 

ちなみにクロイチゴ、ブラックラズベリーはラズベリーで、ブラックベリーには含まれません。

 

実はブラックベリーは古代ギリシャ時代からの歴史があるそうで、以前は野生種を収穫していました。北アメリカではネィティブアメリカンも同様に野生種を食していたそうです。

 

野生のブラックベリーは抜群のビタミン含有量がある上、風味が良いので高く評価されていたわけです。近年になって、アメリカ農務省の人間栄養研究所の研究で、生活習慣病の予防効果の高い抗酸化能力が極めて高いことがわかり、実際、アメリカ産43種類の野菜、果物の中で、ブルーベリーに次ぐ高い値となったのです。

 

ブラックベリーの果実は生のままでも食べられますが、若干酸味があるので、ジャムにして食べることが多くなっています。

 

ブラックベリーの身体への効能ですが、消化器系では下痢の抑制効果があり、呼吸器系ではのどの炎症を抑える、などといった効果があるとされています。

 

俗説ですが、ベリー系は「目にいい」ともよくいわれ、更にブラックベリーでは歯茎の出血を抑える効果もあるそうです。もうひとつ忘れてはならないのが最近注目のアントシアニンという成分も豊富なことです。